【体験談】プログラミング学ぶならココ➙記事を読む

子どもが習い事を行かない!辞めたい!ときの対処法

子どもが習い事をやめたいときの対処法
  • URLをコピーしました!

こんにちは、さかなです(@bloglifehacker

昔と比べ断然習い事の種類が増えて、なにかしら習っている子多くなりましたよね!
親となったあなた自身も習い事の経験はあるのではないでしょうか。

さて、今も昔も共通している悩みとして、
「習い事行かない…」
「もう辞めたい!」
「今日は休む…」
と言い出すお子さんの対応ではないでしょうか?

親としては子どものためと思って、資金や時間をやりくりしてさせてあげよう、応援してあげよう、としますよね。

簡単には辞めてほしくない、というのが本音です。

こんな時どうすればいいのでしょうか?

目次

習い事が嫌な理由をしっかり聞く

こどもたち

やさしく寄り添って聞こう

「習い事行きたくない!」
と言い出した子にイライラしてしまう気持ち、わかります。

最初は理由をだれもが聞きますよね。
その時にイライラを持ち越して【怒りモードで聞く】は絶対やめましょう。

「なんで?!いままで通ってたじゃない!」
「まだはじめて間もないのに、なんで?!」

うん、とっても気持ちわかりますがここは頑張ってグッと抑えましょう

【怒りモードで聞く】はどちらにもメリットがありません。
聞かれたこどもは委縮してしまい、本当の理由をろくに言えません。
聞いているこちらもイライラに拍車がかかるだけなので、やめましょう。

「やめたい」といっている理由は些細なことかもしれませんし、もしかしたら人間関係のトラブルなど、なにか重大な理由かもしれません。
まずは相手が話しやすい環境にしてあげましょう。
これは心理学の基本でもあります。

自分の意見を言うのは、相手の意見を聞き切ってからでも遅くありません。
まずは冷静に、そしてやさしく聞きましょう。

「やめたいの?そうなのね。」と、まずは受け入れてあげてください。
そのあとで、
「やめたいと思ってるんだね、そっか。なんでかな?よかったら話してもらえる?」
と目をみてやさしく言えば、きっと話してくれます。

それでも話したがらない場合はその時は無理に聞かないでください。
また時間や日にちをズラして聞いてみましょう。

母親だけではなく、父親やその他家族にも聞いてもらう

習い事の送迎や伝達事項等、一般的にはお母さんが1番関り深いですよね。

お母さんが理由をまずははじめに聞くと思いますが、お父さんにも聞いてもらってください。兄弟なんかがいたら兄弟や、おじいちゃんおばあちゃん、でもいいかもしれません。

理由はお母さんには遠慮して言えないことがあるかもしれないからです。

3才未満のお子さんはともかく、幼児になってきますと子どもも空気を段々と読むことができます。お母さんが優しく聞いたとしても、気を遣って本音が言えないかもしれません。
お父さんや家族、その他子どもが信頼している人に聞いてもらうと、まったく違う理由がでてくることもあります。

聞いてもらう際の姿勢はもちろん、優しく寄り添って聞く、です。
「なんだ、そんなことでやめたいのか、根性ないな!」などと言わないように、徹底してください。

習い事が嫌な理由をしっかり寄り添って聞くことができたら、次のステップです!

習い事をはじめた理由を考える

質問 なんで

なぜはじめたのか?自分から望んだか、親が誘導したのか

習い事はなんではじめたのでしょうか。
3才までのお子さんは親がセレクトして決めていることが多いです。
幼児、小学生は自分からやりたい!と言い出すこも増えてきます。

あなたが決めてさせていたのであれば、続ける必要があるのかないのか、自問自答してください。
やめたい理由も聞いたうえで、ですよ。
合っていると思って習い事させても、あまり身になっていないこともあります。
なにより、楽しんで取り組んでいたのか、過去からさかのぼって考えてください。

子ども自身がやりたい、といっていた場合。
幼稚園や保育園でお友達に影響されることありますよね。
ここで「あなたがやりたいっていったんだから、がんばってよ!」
と言いたいところですが、これもグッと我慢してください。

幼少期はなにかやりたい!やってみたい!という気持ちが多いです。
興味津々なんですね。それ自体は悪いことではありません。

なにがやめたい原因になってしまったのか、子どもと考えていきましょう

目標は達成できたのか

習い事をはじめると、目標ができますよね。
・スイミングで級を取る!
・ピアノでこの楽譜を全部弾けるようになる!
・体操で跳び箱〇〇段とぶ!
・塾でいい点数をとる!
色々あります。

時期によって、進度によって、それは変わってきます。
今までどの程度目標が達成できたのか。
最近の目標は達成されたのか、どうか。

初心に戻って、なにが目標・目的だったのか、考えましょう。

「え~目標なんて特になかった…通わせているだけで」
っていう方もいらっしゃると思います。

決めていなかった場合はむしろチャンスです!次に続きます。

理由がわかったら提案してあげる

できる!

目標を設定してそれまではがんばろう!

特に目標がなかった場合、辞めるのを延ばせるチャンスです。
簡単です、こういってみてください。

たとえば…

₍スイミング習いはじめた3才に対して₎
「今顔をプールにつけられるようになったよね?すごいよ!次は浮いてみたらもっとすごくない?浮いてからやめてもいいんじゃない?」

₍ピアノを習っている小学生₎
「3才からがんばってきたよね、本当にすごいことだよね。せっかく続けてきたし、次の発表会終わってからでも遅くないんじゃないかな?」

まず、今までの頑張りを認めましょう!
そして達成できそうな目標を提案してあげましょう。

【達成できそうな目標】というのが大事です。
スイミング習い始めてまだ泳げない子に、4泳法習得してから、なんて遠すぎる目標です。近い目標なら案外、「やってみようかな」という気持ちになるものです。

目標がなくてマンネリ化してつまらなくなってしまっているパターンもあります。

環境を変えてみる

マンネリ化してしまってつまらなくなってしまっている、という理由は意外にも多いです。

そんなときは環境を変えてみましょう。
先生やコーチを変えてみる
習い事の時間帯の変更

先生やコーチが変わると、がらりと雰囲気も変わります。
時間帯の変更は今までの仲間とは違う環境になれます。

これだけでやっぱり続けてみようかな、と気分転換になる子も多いです。

あなたの経験談をかたる~親でも挫折しそうなことはあった~

習い事でなくても、部活や塾やサークル、なんでもいいです。

あなた自身の体験をこどもに話してみましょう。

たとえば、
「お母さんもピアノの練習するのすごく嫌だった時があるよ」
「お父さんもサッカーをやっていて、なかなかレギュラーになれなくて辞めようとおもったことある」
「習字をならっていだけど、イヤイヤ行っている時もあった」

と言うと、「お母さん(お父さん)も?」と興味を示します。
共感してくれると、人間はその人の言うことをきちんと聞くようになります。
共感してくれた上で、【大変だった・嫌だったけど、続けていてとってもよかった!】エピソードを話してあげてください。
例文に出さなくても、だれでもこういうエピソードはあるはずです。

「辞めてもいいよ」と突き放す

思い切って突き放してしまうというのもアリです。
(理由はきちんと聞いたうえで、ですよ)

「じゃあ辞めれば?」
「本当に辞めてもいいのね?じゃ辞めてもいいんじゃない?」
※怒りモードではダメですよ

というと、不思議なのですが「え?」となり、考え始めるのです。

辞めたら、というと辞めたくなくなるのか、大した理由でない子は続けることを選びます。本当に辞めたい、と思っている子は考えたうえで「辞める」ことを決めるはずです。

親のためにするのではなく、子どものためにしていること、ですよね?
継続することは確かに偉いですが、無理強いして続けさせても意味があるのかどうか。

辞めることは本人に最終的には決めさせてください。

習い事をして習得したことや、技術をほめる

普段の習い事、きちんと見てほめていますか?
見ることができない習い事は、話を聞いてあげたりしていますか?

結果だけをほめないように注意してください。

級や段を取得した時だけほめるのではなく、頑張りをほめてあげてください。
学習塾なども、テストの結果で判断するのではなく、普段の学習に対してほめてあげてください。

誰でもほめられたい、のです。大人だって同じですよね。

辞めたい、と言われたときにお子さんの頑張りや、素晴らしかったことを話してあげてください。

自信がちょっとなくなってしまって辞めたい、といってるだけかもしれません。

すこしお休みしてみる

思い切って辞めてしまう前に、すこしお休みしてみる、というのもアリです。

気分転換に本人の行きたいところに行く
宿題や課題、自主練をやめてみる

これで気分転換になり、やっぱり来月は行こうかな、とか来週からまた行く、となる場合もあります。長い人生の数週間、休んだってどうってことないです。

さいごに~3か月後に最終決定しよう~


さて、いかがでしょうか。

流れを簡単におさらいすると…

◆本人に寄り添って話を聞く(母親以外にも協力してもらう)

◆習い事が本人にとって本当に必要か考える

◆辞めたい理由別に対応する
・目標を提案してみる
・環境を変える
・あなたの体験談を交えて誰でもそういう時期があることを共有する
・「やめてみたら」と思い切って突き放す
・休んで気分転換する

すべてやりきるとどうするべきか、判断できるまでになります。
この時点で「もう辞めよう」と100%思った場合は辞めましょう。
他の興味あるなにかを一緒に見つけてあげる方が有意義です。

海外では習い事を多数やらせては辞めて、ということが一般的です。
こどもに何が向いているのか、何に興味を持てるのか、これを目的としているからです。

なので、辞めたからってダメということではないです。
向いてなかった、興味を持てなかった、というだけです。

さて、そうではなく「やめたほうがいいかな…」くらいでしたら【3か月後に最終決定】することをおススメします。
話し合いをし、提案をし、突き放し、すべてやりきった上での3か月間はあなたの心構えも変わっています。なによりお子さんのモチベーションも変わっています。

「3か月後に決定しよう。それまでは【提案した目標】に向かって頑張ろう!」

というと、こどもは期間を設けられたこと、目標を設定されたことにより案外ヤル気になってくれます。
あなたも3か月の間にたくさん褒めて真剣に習い事に打ち込んでください。
先生やコーチに辞めたがっていることを相談してもいいでしょう。

最後に私事ですが、息子もスイミングを最初嫌がりました。
上記の方法で対応したら、今はとても楽しく続けています。

「親がきちんと向き合って、たくさん褒めてあげる」というのが根底にありますのでくれぐれも、通わせっぱなしや何をやっているのかわからない状態にはならないでくださいね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

サイト運営者

「10年後の土台作り」を軸に、絵本やSTEAM教育を試行錯誤しながら実践中!

元早産児の小6と、やんちゃな小2がいる理系ワーママが運営者です。
実体験のSTEAM教育やプログラミング教室の比較に、子育てのお役立ち情報を「良い点だけではなく悪い点も含めて」お伝えしています。

自律した子を育てたい方、私と一緒に子育て楽しみませんか?
ご参考いただけると嬉しいです(^^)

目次