感情をコントロールできる絵本って知ってる?【児童心理学だけど大人にもおススメ】
感情をコントロールできる絵本ってある?
自分の気持ちを上手に伝えられなかったり、我慢したり、癇癪をおこしてしまう。
子どもだけではなくて、あなたも経験ありませんか?
今、アンガーマネジメント(怒りをコントロールする)についての本が出ていたり、感情をコントロールしましょう的なビジネス書、よく見かけます。
感情を自分でコントロールできれば、周りとのすれ違いや、誤解も生まれにくくなるし、
なによりコミュニケーションがお互い楽になります。
大人になってからでも大丈夫だけど、子どもの時から感情のコントロールを身に着けておくことは、確実にメリットです。
今回は子ども向けの、感情をコントロールできる絵本を紹介します!
9月に発売されたフランス発の絵本『おこりたくなったら やってみて!』『かなしくなったら やってみて!』『こわくなったら やってみて!』(主婦の友社)の3冊が今、教育・保育関係者から注目を集めています。
PR TIMES よりhttps://t.co/Jeu6jvV12G pic.twitter.com/0jKdp49ZBa
— マイナビ保育士 (@hoikumynavi) November 3, 2019
教育機関でも積極的に取り入れています。
児童心理学に基づいてフランスから出版された絵本、「ガストンのきぶんをととのえるえほん」
知ってます?
2019年に日本でも3冊同時発売されて、子どもだけではなく大人からの支持も高い!
世界75カ国で読まれてます。
嫌なことや辛いことがあっても、気分を変えることや、切り替える術が分かる。
そんな感情のコントロールができれば、生きやすくなりますし、私たち親としてもやりやすくなります。
コミュニケーション能力にもつながる、感情のコントロールのお話、読み聞かせてみませんか?
読み聞かせた後に感じたこと。私もですが、
「私が読んでよかった」そんな風に思うママやパパが多い絵本です。
感情をコントロールする絵本【ガストンのきぶんをととのえるえほんシリーズ】
まずは、著書のオーレリー・シアン・ショウ・シーヌさんのプロフィールを絵本から引用します。
パリ第3大学で児童心理学に主眼をおいた情報とコミュニケーションに関する修士号を取得。10年間アニメ制作に携わったのち、児童書の作家としてガストンシリーズでデビュー。ソフロロジーによるセラピーのメソッドを学び、教育機関などでワークショップなども行っている
引用元『こわくなったらやってみて! ガストンのきぶんをととのえるえほん』より
児童心理に詳しい作家さんならではの、こどものための感情コントロール絵本なんですね。
怪しい方法ではないですよ(笑)
怒りが抑えられない子、不安な子、泣きそうになる子。
色んな子に向けての、落ち着くための呼吸法を紹介しています。
本の主人公はガストン。ユニコーンの子ども。
おこりたくなったらやってみて!/オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
個人的にはこの「おこりたくなったらやってみて」を一番おススメします。
人の感情の中で、怒りという感情がコントロールできれば、生きやすくなるからです。
「怒り」に我を忘れてしまうこと、イライラが止まらないこと。
怒りを抑えようとせず、そうなってしまった時の対処が分かっているだけで、大分楽になりますよ。
後半に大人にもおススメで、私が一番良いと思ったアンガーマネジメント本についても触れますね。
こわくなったらやってみて!/オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
怖がりさんにはこの絵本。
暗いところがこわい。トイレにひとりでいけない…
私たちからみたら大丈夫なことでも、子どもにとってはこわいもの。
そんな恐怖の気持ちを楽にしてくれる呼吸法がのってます。
かなしくなったらやってみて! / オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
悲しい気持ち。
ガストンシリーズは「〇〇の雲」を体から追い出す呼吸法を教えてくれます。
『かなしくなったらやってみて』では、かなしみの雲を追い出します。
その様子がなんとも嬉しそうで…かわいいですよ
やきもちやいたらやってみて! / オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
『やきもちやいたらやってみて!』は2020年6月30日発売予定です。
今か今かと楽しみにしています♪
嫉妬の気持ちは、大人でもどうしていいか困っている人が多い感情。
ねむれなかったらやってみて! /オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
『ねむれなかったらやってみて!』も2020年6月30日発売予定です。
子どものとき、これで不安になって泣きそうになったこと思い出します。
大人からみたらたいしたことなくても、子どもからしたら不安な気持ちになりますよね…
中身が気になります。
次はおまけで大人向けのアンガーマネジメント本を紹介しますね。
感情をコントロールする【親向け】アンガーマネジメントの本
感情コントロールのような心理学の書物はよく読みます。
それは仕事に関わっていることもありますが、私も感情の波に飲み込まれてしまうことってあるんです。
きっとここを読んでる方はママやパパが多いので、育児に対してのアンガーマネジメント本を1冊ご紹介しますね。
マンガでよくわかる 子どもが変わる怒らない子育て / 嶋津良智
『子どもが変わる 怒らない子育て』をマンガにしたものです。
文字だけの本とほぼ同じことが書いてあるし、なによりマンガ形式だから、すんなり頭に入ります。
ポイントは
- 親が変われば子どもも変わる
- 怒られてばかりいた子は将来自己表現できなくなる
- 怒りのコントロールができれば、子も親も楽になる
主人公である、みちるは夫が単身赴任。そのうえフルタイムで働くワーママ。
怒ってはいけない、ってわかってるんですよね。
でも怒ってしまう、叱ってしまう。
大人だから…大人のくせに…大人なんだから…そんなことないです。
大人だって未熟な部分はあります。むしろ完璧な人なんていません。
いくつになってもアンガーマネジメントはできます。
そして、確実に楽になりますよ~
感情をコントロールする術を親子で身につけよう
子ども向けも大人向けも、共通点があります。
感情は周りがどうにかしてくれるものではなく、自身で根本から解決するもの
喜怒哀楽、たくさんの感情があるのが私たち人間の素敵なところ。
だけど、時には苦しくなってつらくなることもあります。
感情を爆発させたり、抑えるのではなく、【コントロールする】その術が分かればスッと楽になりますよ。
自己肯定感にもつながります
話をして子どもに教えてあげるのも、メディア媒体から教えるのも、アリです。
その中の選択肢として、絵本の読み聞かせで学ぶ、こともおススメします。
読み聞かせは心の安定にも良いとされている、昔ながらの知育です。
図書館を利用すれば、費用もかからずすぐにでもできる知育。
何才になっても遅すぎることないし、早すぎることもないのです。
読むと落ち着く・わくわくする、そんな絵本や本に出逢えた時、世界まで輝いてみえます。
そんな本を探せるお手伝いができたら、嬉しいです♪