絵本の読み聞かせはいつからすればいい?絵本で育つ思考力
雑誌や健康診断、市の取り組みでも「絵本をよみましょう!」と言われたり、幼稚園・保育園・学校にも絶対ありますよね、絵本って。
絵本がいいことはなんとなく知っているけど、正直なにがいいの?
って思う方もいますよね。
YouTubeでも読み聞かせをしている、そういったチャンネルが以前より増えました。
テレビやYouTubeを否定するわけではないけど、絵本はご自身で読んであげましょう!
時間だって1時間や30分とかできなくたっていいんです。
1冊で5分で最初は大丈夫!
そうすれば将来的に必ずお子さんにとっても、ご自身にとってもメリットだらけ!
さて、今回そんなテーマを取り上げたのはよく相談を受けるからです。
私のこどもたちをみた知り合いに聞かれることも多いです。
どういったこどもたちか。
本に抵抗がない
読解力・理解力がある
音読もスムーズ
気が付くと本や絵本を読んでいる
結果からいうと、0才から読んであげてください。
色んな教育本がありますが、絵本や本を読むことはほぼ推奨されています。
具体的にあげてみると、「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんご存知でしょうか?
息子3人と娘1人の4人全員の子供を東大理Ⅲに合格させた日本の教育ママです。
彼女も絵本の重要性には触れています。
そういったことを踏まえて、絵本の大切さをお伝えしていきます。
きっと読み終えたころには、1冊でも本を読んであげよう、と思うこと間違いなしです。
こどもの脳は6才までに90%が完成する
頭脳の配線工事は「6才までにほぼ完成する」と言われています。
幼児期の体験はその後に大きく影響します。
赤ちゃんの時に「はなしかける」ことが少ない=脳への刺激が少ないです。
言葉の刺激が少ないと脳みそはあまり言葉に対して反応しないように育ってしまいます。
たわいもないことでもいいし、ニッコリ笑顔で目をみて話しかけると必ず応えてくれます。
言葉の刺激をたくさん与えることが大事です。
手のかからない赤ちゃんには注意
「おとなしい赤ちゃんでラクなの」という方いませんか?
そういう赤ちゃんほど言葉の発達が遅れる傾向にあります。
目を覚ましている間は声をかけ、コミュニケーションを心がけてください!
じゃあ、テレビは?YouTubeは??どうでしょうか。
これは一概ダメとも言えないですが、四六時中は…。
機械音では言葉は育ちません。
最初に言葉を身につけるとき、赤ちゃんは身近な信頼できる相手、つまりお母さんお父さんのコミュニケーションが必要です。
テレビはみせてもいいの?
ただここで私自身の経験談。
「テレビを極力見せないように」ということはわかっていても見せていました。
ただ毎日ではなく、見た日は30分程度でしょうか。
新生児時代はともかく、ハイハイやつかまり立ちしてくるとずっと相手しているのは難しい時があります。
ご飯をつくったり、兄弟がいる場合はそちらの面倒みたり、手が離せない場面ってどうしてもあります。
そんなときにはNHK教育テレビや、しまじろうのDVDにはお世話になりました。
ダンスしたり、そこで歌を覚えたり、テレビが絶対の悪とも私は思わないのでそこは気を負わないでくださいね♪
- 3才くらいまではテレビはあまり見せない
- 四六時中つけっぱなしはだめ(大人の番組をBGMのようにつけっぱなしにしたり)
- ご飯の時にテレビをつける❌
- 見せてもいいけど、時間を決めること
- 小さな画面でみせるなら、テレビのように大きな画面でみせる(スマホはおススメしません)
赤ちゃんになにを話しかけたらいいの?
という場合もありますよね。
そういった場合お勧めが「実況中継」!
「ママは今きゅうりを切ってサラダをつくっています」
「これから〇〇ちゃんとお外に散歩にいこうかなあ」
「〇〇くんは車がすきなのね、かっこいいよねこのミニカー」
とこんな感じにね。
独り言みたいで恥ずかしいかもしれませんが、大丈夫!すぐになれます。
街であかちゃんと会話しているお母さんみかけませんか?
その時の親子の様子はとても楽しそうですよ、赤ちゃんもうれしそうです。
一点注意ですが、話しかけるときは「いつもの自分のことば」で話しかけてくださいね。
標準語じゃなく方言のままでもいいんです。
京都大学の研究に「母親語」というのがあります。
お母さんがこどもに話しかけるときに特徴的にあらわれる、通常よりも高めで抑揚がハッキリし、ゆっくりとした言葉で絵本を読んだ場合、とそうではない場合と赤ちゃんの反応を調べる実験をしました。
その結果「母親語」で絵本を読むと、赤ちゃんは普通に読んだ時よりも2倍の注目をむけて反応を高く示すことがわかりました!
6才までの読み聞かせで想像力を育てる
ここまででコミュニケーションが頭脳をそだてる、ことをお伝えしました。
そのためにはメディアではなく、親であるお母さんやお父さんからの会話が必要です。
6才までに本好きな子に育てることができればこちらのものです。
なぜなら、こどもの考える力を高める最高のアイテムが「本」だからです。
本を読むことによって、言葉を増やし、知識を深め、思考力を高めていけます。
自分で知識を深めていくことに面白さを感じたら、もうこの子はほっておいても大丈夫です。
こういった本好きにさせるための大切な取り組みが絵本の読み聞かせです。
親が絵本を読んであげると、こどもは想像力を働かせます。
ストーリーを頭の中で想像し、まるで映画を見ているようなイメージの世界を楽しめるようになります。
このイメージをするという体験が少ないと、読解力が弱い子供になってしまうのです。
本嫌いの子に共通する理由ってしってますか?
「おもしろくない」
「頭にはいらない」
というものです。
なんで本が楽しめないのか。
活字からイメージする力が足りないので、ストーリー理解や感情移入ができず、面白くなくなってしまうのです。
小さいころから絵本で慣れていれば、さほど苦労することもなく本をよむことができるようになります。
大きくなってから本の面白さに目覚める場合もあります。
でも、6才までに脳の仕組みがほぼできてくるので、できれば幼いうちから本の面白さに目覚めている方が「地頭」が鍛えられます。
絵本の読み聞かせは0才からはじめよう
繰り返しになりますが、0才からスタートしてください!
どんな内容のものがいいのか、
カラフルなイラストや、言葉のリズムを楽しめるものです
おススメの本、たくさんありますが数冊あげてみますね。
4才の娘もまだまだ上記の絵本は大好きで、暗記して自分で読んでいます。
ノンタンは私自身こどもの時に全巻持っていて、大好きなシリーズです。
本棚コーナーをつくり、自分で絵本をえらばせる
1才くらいを目安にこども専用の本棚を作ってあげてください。
自分で本を引っ張り出してこれるようなタイプがおススメです。
そうしますと、「よんでよんで!」と本を持ってくるようになります。
ここで注意点
同じ本を何度も読んで!といってきても、「別の本にしよう」と言わず納得するまで付き合って読んであげてください!
なぜか。
お気に入りの本をみつけることが、こどもを本好きにする第一歩だからです。
繰り返し読んでいると、こどもは内容を覚えてしまいます。
そして自分のお気に入りのページやセリフを心待ちにします。
この経験が大事!
言葉の力はもちろん、記憶量・イメージ力・理解力を発達させることができるからです。
絵本の読み聞かせを今日からはじめよう!
さて、
脳みその仕組みから
↓
親の語り掛けが大事
↓
そして思考力を育てるには本が必要
↓
本好きにさせるには絵本の読み聞かせが効果的
といった流れでお話ししてきました。
ここまで読んでくださった方は意識の高い粘り強い方なのできっと実践してくださると思います。
絵本をまず1冊買ってみてください。
借りてくるのもいいですが、買うことによって読んであげよう!という気持ちが高まるものです。
あなたが思っている以上に、赤ちゃんは高い関心を示しますよ。
「本が身近にあることは日常」の環境を作りましょう。
私も最初は教育の為に絵本の読み聞かせをはじめました。
近所に住むおじいさんに「絵本は小さいころから読んであげなさい」と言われたことがきっかけです。
読んでいるうちに、私も絵本が大好きになって、買うのはもちろん図書館も仕事復帰した今も週に1回は必ず行っています。
ルーティン化していますのでまったく大変なことではないです。
ぜひ今日から実行してみてください!
親であるあなたの方がハマってしまうこと間違いないですよ(*^。^*)
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