自己肯定感上げる方法ってあるの?【科学的根拠のあるほめ育児方法】
自己肯定感って最近よく耳にしませんか?
私たち日本人は自己肯定感が低い傾向があるようで、先進諸国の中ではなんと最下位なんです。
謙虚な日本人気質もあり、褒められても素直に認められない人が多いんです。
建前上ならともかく、本心からも自分の自己評価が低いと…

とくらげ君みたいな感じに。
これ、生まれつきの性格ではなく、やはり幼少期の環境が大きく影響することが証明されています。
くらげ君みたいな人が悪いわけではないですが、せっかくならチャレンジしたり、失敗を恐れず頑張ってほしいですよね。
何より、自分が大好き!っていう感情は生きていくうえで大事なことです。
日常のほんのちょっとの取り組みで自己肯定感を上げることができます。
今回はこちらの2つの取り組みから自己肯定感を上げる方法をお話していきます。
◆富士フィルムと著名人が考案した『ほめ写』
◆ベストセラー『最高の子育てベスト55』
なぜ、このふたつなのか。
科学的根拠があって、様々な研究で実証されているからです。
富士フィルムほめ写プロジェクト【親がこどもをほめることは最重要】
【自己肯定感チェックシート】簡易的ですがこのシートで自己肯定感がどれくらいかわかります
どうでしたか?
自分ではなく、お子さんの場合があなたが客観的に評価してください。
本題ですが、富士フィルムさんが『ほめ写』プロジェクトをしています。
最近、雑誌やメディアでも取り上げられていますが、比較的新しい取り組みです。





今回はほめ写自体の詳しいやり方は前回記事と重なるので省きます。
ほめることが自己肯定感をあげる、という根底の「ほめる」ということに焦点を当てます。
さて、こどもの最大の理解者は親であるあなたです。
親であるあなたがほめることが、こどもの自己肯定感を上げることに繋がります。
「ほめ写プロジェクト」発起人である親野智可等さんのインタビューを引用します。
「子どもは褒められることで自信が付きます。それはすなわち自己肯定感が高まるということ」と話す親野さん。自己肯定感の高い子どもは、さまざまなことを頑張れる、乗り越えられる子に成長するということが、多くの専門家の研究により明らかになっています。そして、自分を認めてもらえた安心感から、他人にも優しくできるようになるとも言われています。反対に自己肯定感が低いと、「自分なんて存在しないほうがいい」などと考えて、生きるエネルギーが湧いてこなくなってしまうこともあるのだとか。
(あんふぁんWEBより引用)
私も経験ありますが、つい感情的になって怒ってしまう、忙しいあまりに適当にしてしまうこと、誰でもあり得ることです。
冷静になってあとで後悔しますよね…
そうなったらギュッと抱きしめて「ごめんね」って言ってあげればいいんです。
そのあとでたくさんほめてあげましょう!お互い人間なので失敗することもあります。
ただ、ほめることが自己肯定感をあげる、ということを心の片隅において接するようにしてください。



親野さんいわく、
◆何かを達成したときじゃなくても、「あなたは可愛いね」「とっても大好きよ」等の無条件のほめ言葉や、愛情を伝える
◆危険なことや迷惑になること以外はある程度「こどもの好きにやらせてあげる」ことが大事。日常的な行動で些細なことでいいのでほめてあげる
特別なことじゃなくていいです。
毎日「かわいいね」「スキスキだいすき~」って言ってあげることからまずはじめてみましょう♪
一部のママからのほめ方法が参考になったので、引用します。
● 「ステキな絵を見せてくれてありがとう」「できると信じていたよ」など、褒める+私の気持ちを伝えるようにしています。(*macchi*)
● 「一番早くできたね」ではなく、「最後までよくできたね!」など、褒めるときは周りと比べないようにしています。(こりんぬ)
● 子どもが得意げに報告してきたときは、たくさん褒めて話を聞く。聞く時間がないときでも、笑顔だけは忘れないようにしています。(さとーゆき)
● 元保育士のママ友は、自分の子だけでなく他の子のことも肯定的に長所をたくさん見つけてくれます。短所だと思っていたわが子の特徴も長所として捉えてくれていて、目からうろこでした。短所にばかり注目し、言葉をつなげてしまう自分を反省しました。(☆☆れい☆☆)
● しっかり子どもの目を見て褒める。きょうだいがいるときは、一人のときを狙ってその子だけに向けた褒め方をして、特別感を出しています。(よつばりんご)(あんふぁんWEBより引用)
子どもをほめることは親にも好影響!
こどもだけじゃないんですよ、私たち親にとっても『ほめること』にはたくさんのメリットが!
◆ほめること=相手のいいところを見つけること
↓
◆ほめることを意識づけると、繰り返しの習慣が付くようになる
↓
◆人・物事の良いところを見つけようとするようになる
これは子育て以外の日常生活においてもとても役に立ちます
例えば混んでいるスーパーに行ったとき、「レジが混んでいて嫌だなあ」と思うより、「人気のあるスーパーで買い物ができて良かった」と思えた方が楽しいですよね。
つまり、プラスの側面を見ることでプラス思考が身に付くというメリットがあります。
このように、褒めることは親子それぞれにとって良いことがたくさんあります。
『最高の子育てベスト55』から読み解く自己肯定感上げる方法
『最高の子育てベスト55』というアメリカのジャーナリスト、トレーシー・カチローさんの本。
この本も科学的根拠に基づいて執筆されています。






そして、無いなら自分でつくっちゃえ!ってなったんですね。すごい!
そんな経緯があって生まれた本、
世界中で販売されて、日本でもベストセラーになりました。
自己肯定感のあげ方、という項目があったわけではありません。
ただ、こうすればあなたの子どもはもっと自分を好きになって、チャレンジできるよ!ということが書いてありました。
なのでそこを中心にご紹介していきます。
プロセスを褒めると「挑戦する力」が育つ
突然ですがここで質問です。
①「いい走りだったね!」努力や計画、行動に焦点を当ててほめている
②「足がはやいのねー!」生まれ持った能力に焦点を当ててほめている
③「すごーい!」「へーー!」励ましのことば、感想
どれもほめてはいますが、「学ぶ力」「挑戦する力」を育てるのに一番良いほめ言葉は①です。
ほめ写でも「がんばっている様子」等の写真を飾ることをススメています。



なんと1才からでも効果があるが実証されています。
親のほめ言葉で「根気」が身につく
この本の中で「意欲と根気」の研究を続けてきた教授を取り挙げています。



教授が結果として出したのは、「両者の差は、できない理由の捉え方」ということでした。



◆成功は、生まれつきの才能や頭の良さの結果だと信じる子(硬直マインド)
◆成功は、一生懸命がんばった結果だとしんじる子(成長マインド)
のふたつのタイプに分けられるそう。
・がんばる必要があるのは才能がないから
・才能があれば自然にできる
こういった風に感じる子は、失敗すること追い詰められたように感じてしまい、結果挑戦することを避けます
才能と人格をほめる、ことがこの硬直マインドに導きます
・知性は努力によって身につくと信じている
・やればやるほど成長できる、と考える
できる子だと思われるより、学ぶこと自体に価値を置いてます。
なので困難な課題にも粘り強く取り組みます
プロセスをほめることが、この成長マインドに繋がります



こう思う親はくらげ君だけではありません。
教授の調査によると、85%が「子どもが上手にできたとき、賢いとかんじさせるため能力をほめることが必要だ」に賛同しているんです。
なので、これは意識するようにしてください。
プロセスをほめることが大事!です
成長マインドを植えつける2つの方法
上述で成長マインドがいい、と思われた方が多いですよね。
トレーシー・カチローさん曰く、成長マインドを育てるのは2つの方法があるとのこと。
①「努力をほめる!才能はほめない!」
②「脳は筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えられる」とこどもに教えること
才能はほめない!と言い切っているところがなんかカッコいいですよね。
ちなみにトレーシーさん曰く、脳のトレーニング法は「技能を練習すること」と「新しいことを学ぶ」ことが有効。
しかも、何歳になっても手遅れではないから、中学生や大学生でもこの事実を教わって成績が上がったという事例もあるんだとか。
技能を練習することや、新しいことを学ぶのって大人になってからでも遅くありませんよね。
身の回りの人でいわゆるデキル人って、何かに挑戦していたりしませんか?
お子さんだけではなく、あなたも脳のトレーニングもまだまだ間に合いますよ!
まとめ【ほめ育児はあなた自身も成長させる】
私も最初ほめ育児、を知ったときは「えっ?!」って感じました。



でもこうして調べてみたり実践すると、これがメリットしかないことに気付きました。
こどもを叱る回数も減り、こどもも喜びますし、なりより自分のストレスも軽減されます。
人を育てるって責任重大ですし、それをプレッシャーと感じることもあります。
こどもにもっと良くなってもらいたい、から私たち親は気に掛けるのですよね。
「直してほしいところを指摘する」から「良いところをみつけてほめる」に変える
だけで、直してほしいところも知らないうちに変化します。
良い側面をみるようになると、子育て以外の日常でみえる嫌なことも減ります。
自分自身がプラス思考になります。



科学的根拠もある事例ですので、ぜひお気軽にはじめてみてください。
まずは「無条件にほめる!」これからですよ♪