ほめ写ってなに?おススメの自己肯定感を育てる方法
ほめ写って知ってます?こんにちは、さかなです(@bloglifehacker)
わりと新しい取り組みなので知らない方も多いかもしれませんね。
では、「自己肯定感」って知ってます?
これはわりとメディアで言われているので聞いたことあるのではないでしょうか?
簡単に言うと、こんな感じです↓。
◆自分の存在を自分で否定しない。
◆何ができてとか、何を持っているとか、人と比べて自分を評価しない。
◆ありのままの自分を自分で認めている。
◆自分は大事でかけがえのない存在だと思える。
うん、
とっても大事なことですよね。
どうやら私たち日本人は欧米人に比べてこの「自己肯定感」が低いと言われてます。
褒められて素直に受け入れられず謙遜する、といった行動は欧米人からみたら結構おかしく映るようですよ。
日本人では珍しくない光景ですよね。
「いやいや私なんて全然だめで~」
「私がやってもきっと上手くいかないにちがいない」
「どうせ失敗する」
とか、こういったことは自己肯定感の低さから出ているんです。
謙遜する文化、というのもあってタテマエでそういっている人も多いですが、欧米人からしたらそれも「なんで??」みたいな感じです。
そんな日本人の自己肯定感の低さをたかめよう!と社会的にいわれてます。
その取り組みのひとつが「ほめ写」なんです。
「自己肯定感を高めるってなに?むずかしそう…」
って思う方におススメの方法です。
なぜかって、とっても簡単に気軽にサクッとできてしまうから。
どうやってするのか、お話していきますね
自己肯定感チェックしてみよう
冒頭で自己肯定感について触れましたが、実際こちらの方でまずチェックしてみてください。自分の自己肯定感、こどもの自己肯定感、って意外に自覚がないかもしれません。
[blogcard url=”https://homesha-pj.jp/check/]
ここで自己肯定感がチェックできます。
ちなみにこのチェックシートはほめ写プロジェクトが監修したものになります。
さて、いかがでしたか?
すごく前向きなことばかりですよね~
「毎日を楽しいと感じる」こととか、「今の自分が好き」って、大事なことです。
ほめ写プロジェクトというのは、引用しますが、
プロジェクトリーダーとして教育評論家の親野智可等氏、また客観的・科学的データのエビデンス開発として公立諏訪東京理科大学 教授の篠原菊紀氏、東京学芸大学総合教育科学系 教授で臨床発達心理士の岩立京子氏に参画して頂いております。
というプロフェッショナルメンバーで構成されています。
特に親野智可等(おやのちから)氏は、知っている方も多いのではないでしょうか?
元教師の親野氏(本名:杉山圭一さん)、メディアや新聞・雑誌によく出ていて絶賛されています。ブログもあって、著書もあります。
『「しからない」しつけ』、有名ですよね。
ほめ写ってなに?
そんな教育評論家の親野氏が中心となり、写真を使ってこどもをほめることで自己肯定感を上げようという取り組みを考えました。
写真を貼ってほめることで、子どもの自己肯定感をあげよう!!
とうことです。これ、きちんと調査と研究をしたうえで実証されていることなんです。
◆幼稚園から小学生のこども(4~12才)とその親600組にWEBでアンケート
◆ほめ写体験をしたこどもたち16名と、体験していないこども8名を調査会場へ招待。脳科学の専門家篠原先生による脳活動測定をチェック
↓結果は…
◆ほめ写は、自分の写真を見ることで肯定的な自己イメージと心地よさを結びつける
◆日常的にこの体験を重ねることで、自己肯定感が伸びる可能性がある
ということがわかったんです。
ほめ写の効果って?
前の結果から効果は明らかですよね。
①写真を飾っている家庭の子は、そうではない買い手に比べ自己肯定感が高い!!
②ほめ写を体験した子90%以上に、意識・行動に改善があった!!
③脳の測定でほめ写体験の子に自分の写真を見せると、自己肯定感に関する部位の脳活動の活発化が見られた!!
なんで写真プリントがこんな効果がでたのでしょうね。
たくさんほめて、こどもの存在を認めてあげることって大事です。
でも、いざほめるとなるとどうやって伝えればいいのかわからなかったり、タイミングが合わなかったりしませんか?
口下手な方もいらっしゃるでしょう。
そういう場面にプリントを持ってくると、頑張った時の写真や家族写真が飾ってあるだけで、自分が大事に思われていると感じるんです。
たとえば口下手なお父さんでも、お子さんが野球をやっている姿や、ピアノをひいている写真、ただただ笑顔でかわいくしている写真をみると、自然に会話にもなりますし、お父さん自身も嬉しく感じます。
ほめ写ってどうやるの?
1「写真を撮る」
まずは写真を撮りましょう!
デジカメじゃなくても、今はスマホでもキレイに撮影できますよね。
さてどんな写真を撮りましょうか。
ここでのポイントは写真を飾るときに「特別なシーン」を持ってこなくてもいい、ということです。
何気ない普段のワンシーンでいいです
たとえば、
◆お手伝いをしている姿
◆宿題に取り組んでいる姿
◆公園で遊ぶ姿
◆ただただ、にっこり笑顔
なんでもいいんです。
本人が写っている写真で、楽しそうにしていたり、一生懸命取り組んでいる姿、条件はこれだけです。
2「写真を飾る」
撮影したら次は早速飾りましょう!
ちなみに、写真は自宅でも出力できますが、お店プリントで出力したものの方がキレイですし、コストもかかりません。
インクジェットやトナーでもキレイですが、個人的には銀塩で出力している写真をおススメします。
理由は発色も綺麗ですが、長持ちするから、です。
出力するなら銀塩が一番キレイです。
あと、出力サイズですがA4程度の大きさがおススメです。
L版のような通常サイズにしたい場合は、1枚だけでは目立たないので、数枚近づけて貼りましょう。
ポイントは目立つことです。
さて、飾る場所ですが、これは
子どもの目の高さで大きめに!
写真を貼り出す場所は、子どもの目線の高さにしましょう。
理由は子どもに一番に見てほしいから、です。
イヤでも目に留まるくらい、やりすぎたって構いません。
あと、ずっと同じ写真では飽きてしまうので、定期的に交換しましょう!
3「ほめる」
準備ができたらいよいよ最終段階!
ほめましょう!
貼り出した写真を見ながら
「この時は頑張ってたよね!」
「この笑顔すっごいかわいい!」
「この写真みると、幸せな気持ちになるの」
努力や成果をほめたり、お子さんの存在がいかに大事か、そういったことを伝えましょう。
とはいえ、思春期の子どもにはなかなか素直に受け止められない場合もありますよね。
そんな時は、
「この時は、お母さんもうれしかったな」
「これ、かっこいい!」
短めのひと言でさらっとほめてあげてください。
さいごに
ほめ写、いかがでしょうか?
自己肯定感を高める方法のひとつとしてご紹介いたしました。
「写真を撮る」
↓
「写真をかざる」
↓
「写真をほめる」
のスリーステップです。簡単にはじめることができます。
みなさん、よくスマホで写真撮ることはしていると思うので、あとは飾るだけ!
そして、それをネタに子どもと会話するだけですよ♪
ほめることって大事なんです。
子どもが頑張った時や、なにかができるようになった時、ほめたり一緒に喜んであげる。
これは結構みなさん出来るんです。
そこからもう1ステップ、「無条件にほめる、愛する」ことを意識して行動してください。
無条件にほめるというのは、
◆「生まれてくれてありがとう」
◆「あなたがいてくれてママもパパも本当に幸せ」
◆「大好きだよ」
と、存在そのものをほめることです。
こどもは親の愛情を実感できるようになり、自分の存在も肯定できます。
口に出さなければわからないこと、ってあるんです。
恥ずかしがらず、子どもに愛情をどんどん伝えてくださいね(#^.^#)