算数を得意に&好きにさせたい【苦手意識がなくなる簡単な方法】
算数が好きな人や得意な人って、「もともと頭が理系なんでしょ」って思うことが多いですよね。
でもね、遺伝子の影響があっても実は後天的な影響の方が大きいんですよ。
後天的な影響つまり、「環境」次第でどうにでもなれるってこと。
あなたの意識を変えるだけで、お子さんが算数脳になれます。
ICT教育が今なぜ勧められてるのか、
「言われたことを完璧にこなす」じゃなく「自分で考えて動く論理的思考」が大事とされてるから。
人間にしかできない「新しいことを生み出す作業」。
論理的思考を鍛えるには算数・数学は苦手としていない方がいいです。
でもねあなたが算数苦手でも大丈夫!意識を変えるだけで算数を苦手とは思わなくなります。
抜け出しましょう、算数嫌いループ!
算数が好きになる方法1:親の意識を変えよう
親であるあなたの算数に対する意識を変えること、これが一番重要です。
なので一番目に書きました。
もし算数や数学が…
◆苦手ならば⇒苦手を口に出さない
◆得意ならば⇒馬鹿にしない
算数って単発的な教科ではなくて、単元ごとのつながりが強いです。
なので、一度つまづいてしまうと、なかなか苦手意識が回復できない…
意識していればきっと気をつけられるはずです。
子に「苦手」と口に出さない
「お父さん(お母さん)も算数で苦労したんだ…苦手な教科だった」
一見寄り添っているようですが、こう言われることで
- 苦手な教科だった ⇒ じゃあ僕(私)もそれでいいか…
- 算数で苦労した ⇒ やっぱり大変な教科なんだな…
分かりやすく表現するとこのような流れになります。
あなた(親)が得意ならば【子を馬鹿にしない】
「お父さん(お母さん)はこんな問題すぐに出来てた」
「なんで出来ないの??!」
きっと算数が子どもの時から得意だった人はこう感じたり、実際言ってしまうことありますよね。
こう言いたい気持ちはわかります。でも、それ言われてしまうとテンション下がります。
「どうして、こんな問題も出来ないの!」
言ってはいけないとわかりながらも、つい言ってしまいますよね。
ここで深呼吸して、感情を吐き出すのではなく、冷静に「なんで間違っているのかな」と分析するように意識してみてください。
分析は理系の得意とするところですよね♪そこを活かしましょう!
算数が好きになる方法2:幼児期から積極的に算数を取り入れる
次の対策としては、幼いうちから算数を積極的に取り入れましょう♪
算数=計算って思われがちですが、それだけじゃないです。
幼いうちは数の概念、時計の読み方、積み木あそび…etc.
どれも算数に繋がっています。
幼児期の場合:あそびや絵本で取り入れる
就学前の子は、あそびや絵本から十分基礎を学べますよ。
数の概念がわかると、自然と足し算や引き算も理解できます。
数や時計の絵本はこちらの記事を見てみてください。
小学生以降の場合:基礎から見直そう
基礎をわかったつもりで、分かっていないとついていけなくなります。
中学校や高校でも同じこと。
でも安心してください!改善策として
「小学校の基礎からやりなおす」
これをおススメします。
算数の土台作りがきちんとできていないと、数学はチンプンカンプンになっていきます。
算数が好きになる方法3:声掛け
環境で算数嫌いは克服できます。
声掛け次第でテンションは子どもはもちろん、大人だって爆上がりするのです。
モチベーションがアップするように仕向ける
考えてみてください。
80点のテストを持ち帰ってきたとして、どちらがモチベーション上がりますか?
後者ですよね。
- 点数で判断せず、がんばったことはほめてあげましょう
- なぜできなかったかと、過去を責めず、未来を想像してあげましょう
出来なくて悔しいのはだれですか?あなたじゃなくお子さんです。
応援してもらえれば、やる気になりますよ。
それでもついつい口をはさんでしまうくらいなら、「見守るだけ」にしましょう。
同じ間違えをしても怒らない
同じ間違えをなんでするんだろう…
それは身についていないからです。
一度では身につかないことは、何度も何度も勉強することで身に付きます。
算数が好きになる方法4:日常的に楽しむ
日常生活で算数が登場する場面って意外と多いです。
- おやつにクッキーをあげるとき、4人に3枚ずつ配ったら全部で何枚になる?
- 起きるのが7時で、8時に出かける。何時間で用意すればいい?
- 牛乳に1000mlって書いてあるね、これは「ミリリットル」って読むんだよ
- (積み木を使いながら)三角と三角を合わせるとなんの形になるかな?
- お風呂に入っているときに、九九の歌を一緒にうたう
できることは沢山あります。
ポイントは「楽しんですること」
これに尽きます。「好きこそ物の上手なれ」っていうように、好きなことは勝手に学ぶし能力が伸びます。
だから楽しむことが大事だし、周りの環境も「算数ネガティブ」ではなく「算数っておもしろ!」ってなることが大事。
算数っておもしろい!になったら大成功!
苦手意識は必ず変えられます。
最後に私のことですが、私はプロフィールにもあるのですがいわゆるリケジョです。
でも中学校受験では算数の成績は他より悪く、苦手意識を持っていました。
中学生になり、たまたま1学期の期末結果がよくて、それでチヤホヤされたんですよね。
単純な私は「私…数学頑張れるかも!」ってなり算数や数学の苦手意識はなくなりました。
やらされているうちは、楽しさは見出せません。
自分で勉強をやる楽しさが分かると、爆伸びします。
やりたくなーい、って言っている時に無理にさせることはしなくていいです。
無理強いは逆効果です。
私たち親の意識を変えて環境を整える。
そうすれば、やる気も出て結果苦手意識はなくなりますよ♪