2020年に小学校で必修化されたプログラミング教育。
習い事や家庭で取り入れる人が増えた反面、「今やる必要あるの?」と感じますよね。
- 視力の低下
- 外遊びの時間が減る
- 学校の成績に直接関係しない
- 幼いうちからのインターネットの使用
なにより子どもの脳や体を成長させるには、外遊びは欠かせませんよね。
世界一かんたんなプログラミングを開発した原田博士も、脳科学者の茂木健一郎さんも「幼いうちの外遊びは重要!」と言ってます。
でも同時に、幼いうちから必ず学校以外でプログラミング体験をさせるべき、と主張してるんですよ~!
ざっくりした理解でプログラミングをする機会を失っては…非常にもったいない!
確かに視力や体力も心配。
でも思考力の成長も大事!
気付いた頃に「あの時プログラミングをやってたら😂」なんて後悔しても遅いです。
子どものうちから取り入れるべき理由
なぜ今プログラミング教育が重要視されているのか
結論からお伝えすると、プログラミングのデメリットよりも、「しない方のデメリット」の方が怖いからです
デメリットもメリットも理解した上で、家庭でどうプログラミングを取り入れていくか、考えるきっかけにしてください。
子どもがプログラミングをするメリット
子どもがプログラミングで伸びる能力として、よく挙げられているのが…
創造力
問題解決能力
👆記事内の「プログラミング教育でどんな能力が育つの?」という項目で詳細を書いています。
今回は具体的に、もっと掘り下げてメリットをみていきます。
子どもが将来どんな仕事に就くにしても役立つ
実は今の子どもたちが大人になる頃、6割以上が今はない職業に就くと予測されています。
(※デューク大学(アメリカ)のデビッドソン教授)
なぜか。かんたんに言うと…
ロボットが人間の仕事をするようなるため。
ロボットにはできない仕事は人間がする。
その仕事に就くためには「プログラミング的思考」が必要なんです。
ロボット掃除機も、自動操縦の車も、わかりやすい例ではスマホも昔はありませんでしたよね。
10年後はもっと便利になって、社会がかわっていきます。
たとえば、エンジニア以外の職種でも、
教師はプログラミングを子ども達に教えなくてはならない(今の先生方はちょうど変化の渦中にいますね)
ロボットを扱う現場では、効率的な扱い方ができなければならない
そう。元アメリカ大統領のオバマ氏や、スティーブ・ジョブズ氏。
日本でもホリエモンや楽天創始者、三木谷氏も「プログラミング的思考」の重要性を主張してます。
自分から考える&コミュニケーション能力も上がる
プログラミング教育と聞くと、「パソコンでコードを入力してプログラムをつくる」と思われがちですが、そうじゃないです。
プログラミング言語は一つの手段にすぎません。
- 作りたいものを創造する力
- どうすればうまく作動するか試行錯誤できる忍耐力
- 人に相談したり自分の考えを表現するコミュニケーション能力
人から言われたり、マニュアル化されたことはロボットがします。
プレゼンテーションや自分の考えを表現できることも、プログラミング教育では養うことができます。
考えさせる機会が多くなる
プログラミングをする時、自分のイメージを表現しようと何度もトライ・アンド・エラーを繰り返します。
完成しても、より良くするためにはどうするか。
こういった体験の積み重ね「考えさせる機会」を多くします。
ロボットにできないこと、それはゼロから生み出すこと。
人間にしかできない創造力や思考を幼いうちから育てる必要があります。
だからプログラミング教育が世界中で重要視され、注目されてます。
メリットがあればもちろんデメリットもあります。
こどもがプログラミングをするデメリット
- 視力や体力の低下
- 親の負担が増える
- インターネットの危険性にふれる
- 学校の成績に直接関係しない
- 外遊びの時間が減る
まずはそれぞれのデメリットをみていきましょう。
視力や体力の低下
よく心配されるのは視力。
こちらの記事にも書いてありますが、機器からでるブルーライトや、長時間集中し続けるとどうしても目は疲れます。
転んでも受け身がとれなかったり、小学生の短距離走のタイムの平均が年々落ちてきたりと、身体的な低下も問題になってますよね。
親の負担が増える
プログラミングを家庭で学習するにしても、習い事で教わるにしても、親の負担はあります。
一般的にプログラミング教室は水泳等の習い事に比べ、月謝も高めです。
二の足を踏みたくなる心境、わかります。
インターネットの危険性にふれる
悪質なサイトにアクセスしたり、勝手に買い物したり課金したり、SNSでいじめ等の心配もつきもの。
学校の成績に直接関係はしない
プログラミングが必修化されたとはいえ、算数や国語といった科目ができたわけではありません。
なので、成績には直接は関係ないといればないです。
成績に関係ないものに時間を割くこと、これもデメリットと思う方もいます。
外遊びの時間がへる
子どもは外で遊ぶのが1番。
私(30代)の頃と比べて、今の子どもたちは身体能力が低下していることが、よく言われていますよね。
「子どもの体力低下と子どもを元気にする環境」によると、原因は「外遊びの低下」がダントツ!
外で遊ぶことは脳や身体の成長にはとっても良いこと。
それでも、最初にもいってますが、権威者たちは
「外遊びは重要!でもプログラミングに触れさせることも重要!」と主張しています。
次の章では、プログラミングをしないデメリットについてお話しますね。
プログラミングに触れないデメリット
前章のデメリットに対しての対処法と、プログラミングをしないデメリットについて話していきます。
- 視力の低下を恐れては「何も吸収できない」
- 幼少期のきっかけ作りを逃す怖さ
- 成績には関係なくても将来に関係する
- インターネットやIT機器は幼いうちから
①視力の低下を恐れては何も吸収できない
この本の中で、理学博士の竹内薫さんが
小さい頃から本も読まない、プログラミングもしないで目を大切にすれば確かに目は悪くなりません。ただし頭は空っぽです。
引用:『10年後の世界を生き抜く最先端の教育』
って言ってて。
いろんな本を読んでプログラミングすれば頭にすごくいいものが入ってくる。
目は悪くなるけど、メガネかけたり視力矯正をすればいいよね、って脳科学者の茂木健一郎さんも仰ってます。
目を駆使して脳に情報やデータをためていきます。
②幼少期のきっかけ作りは最重要
親がわからないからフォローが負担だったり、習い事にするには確かに費用はかさみます。
でも「わからないから…」で機会を失うのはもったいない…!
無料体験がやっていたり、無料で学べるツールもたくさんあるので、まずは1回でもお子さんと体験してみてください。
小学生になっていないお子さんや、PCの画面よりもモノつくりが好きな子には「ロボットプログラミング」がおすすめ👍
自然やキャンプ体験がススメられるのと同じで、プログラミング体験も経験しなければわからないままです。
ルールを作れば中毒になってハマることはないです。
ゲームやテレビも同じですよね?
③学校の成績には関係なくても将来に関係あります
小学校では科目ではないものの、中学・高校・大学はプログラミング能力が試されて判断されていきます。
学生のうちならともかく、社会人になってもプログラミング的思考が出来る方がメリットがあることは前述の通り。
④インターネットは必要不可欠&悪ではない
プログラミングツールを使用するには、インターネット接続が必要な場合がほとんど。
インターネットの危険性やSNS上でのいじめや、中毒性を怖がって遠ざけても一時的な解決にしかなりません。
早めに親子で取り組んでおけば心配は減らせます。
インターネットは自分で情報も調べられるし、PCで操作する場合タイピングの練習にもなります。
心配であればフィルタリングをかけることもできます。
あなたが気をつければ、お子さんもきちんと守って使用できますよ😊
こどものプログラミングは早すぎてダメなことはない
子どもがプログラミングを学ぶメリットがあればデメリットもあります。
ただ、デメリットを考えても、やらない方のデメリットのが圧倒的に大きい。
未来がどうなるか、ハッキリわからなくても予測することはできます。
これからはAIがもっと発達して、さらに便利でスマホが古くなる時代がきます。
今の価値観はもはや当たり前ではなくなります。
「プログラミング的思考」を身につければ子どもの大きな武器となります
幼いうちから家庭でも取り入れていきましょう。
それでもPCやタブレットを扱うのには抵抗がある方や、パソコンやタブレットがない方、ご安心ください。
何もPCの画面やタブレットでの操作ばかりが、プログラミングではありません。
近日記事にしてまとめます。(我が家で実際に取り入れている事例です)
»»近日公開予定:プログラミング思考を育てる知育
【子どもタブレット導入】大人も使えるAmazonのFireキッズモデルを口コミレポート»»
家でも習い事でも、まずはプログラミングを体験してみてください。
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